アカスジコマチグモ Cheiracanthium erraticum

 コマチグモ科 体長♀7-9o、♂5-7o程度






『わたしの郷里秋田県のクモ研究家・福島彬人さんの著書「クモが好き」に”アカスジコマチグモを発見”という興味深い物語があり、何度も何度も読み返しています。産室で、五十粒ほどのピンク色の卵が産みつけられていた…という生態観察記録部分、脳裏に染みついています。アカスジコマチグモに関するこのような具体的記述の存在を私はほかに知りませんからとても大切に思っています。ご覧いただいている古い写真は同一個体、2012/07/24北海道川上郡弟子屈町の記録です。産室を開くと、卵のうとそこから離れようとしないメス親がいました。福島彬人さんの記述”ピンク色の卵”という部分、わたしの場合もそのように観えたので夢中でたくさん撮りました。』『アカスジコマチグモの全体の色調が、フクログモ科ヤハズフクログモ♂の無紋フクログモ型とか、コマチグモ科カバキコマチグモ♂などに一見よく似ており、見極めが要ると思われます。写真のクモは、産室で卵のうを守っている♀親ですから、混同せずに済みました。』 コメントと撮影: くも子さん

 

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